連載が続く第2部「学園編」において、読者が最も注視しているトピックのひとつが「ビーム(サメの悪魔)の再登場はあるのか」という問題です。作中の公式ルールとして確立されている悪魔の生死サイクルに基づけば、その可能性は極めて論理的です。
悪魔は「現世で死ぬと地獄へ行き、地獄で死ぬと現世へ転生する」という絶対の輪廻構造を持っています。ビームはコミックス第8巻において、現世ではなく「地獄の地」で闇の悪魔に殺害されました。つまり、輪廻の法則に従うならば、サメの悪魔はすでに地球上のどこか(現世)へ受肉・転生を果たしている計算になります。
もちろん、次に現れる姿は「ビーム」という人間の死体を借りた魔人ではなく、完全な「サメの悪魔」そのものである可能性が高いでしょう。また、前世の記憶をどの程度引き継いでいるかも未知数です。しかし、デンジがパワーと交わした「いつか血の悪魔を見つけて、また仲良くなる」という不可逆の約束と同様に、かつて命を賭してデンジを救ったサメの悪魔が、形を変えてデンジの前に現れる伏線は完璧に敷かれています。公安の厳重な悪魔管理体制や、激化する死の悪魔を巡る終末戦争の中で、サメの悪魔がどのような立ち位置で再会を果たすのか、2026年の連載展開からも目が離せません。