不動明王には、「ノウマクサンマンダ〜」以外にも有名な真言があります。それが「おん・あみりてい・うん・ばった(Om amrte hum phat)」です。
この真言は「不動明王小呪」や「施残食呪(せざんじきしゅ)」などとも呼ばれ、不動明王が変化した使者の力や、不死の甘露(アムリタ)の功徳を讃える短いマントラです。
・ノウマク・サンマンダ・バザラ・ダン・カン:強烈な破魔・厄除け・人生の大きな障害の除去・不動心の確立。
・おん・あみりてい・うん・ばった:日常の食事への感謝と供養・細かな邪気の清め・心身の回復と滋養。
日常の食事の際や、外出先で少し嫌な空気を感じたときにサラリと唱えるなら「おんあみりていうんばった」、自宅の仏壇前や寺院でしっかりと覚悟を決め、厄を払いたいときには「ノウマクサンマンダバザラダンカン」というように、状況に応じて使い分けるのが自然です。