ビスケットブラザーズを語る上で絶対に外せないのが、相方きんとの唯一無二の関係性だ。巨漢二人組みという強烈なルックスの組み合わせだが、二人の間にある信頼関係は一朝一夕で築かれたものではない。養成所での出会いから今日に至るまで、二人は数々の挫折と葛藤を共有してきた。
きんの包容力あるツッコミと鋭いフォローがあるからこそ、原田は舞台上で心置きなく暴れ回ることができる。「きんがいなければ現在の自分はあり得ない」と本人が語る通り、二人のシナジーは年々深まりを見せている。衝突やすれ違いを乗り越えた末に到達した絶妙な間合いは、長年連れ添ったコンビならではの凄みを感じさせる。