「整腸薬だから毎日何ヶ月も飲み続けても害はないはず」と考えがちだが、ここには注意が必要だ。善玉菌を補う製品自体に依存性や強い副作用はほとんど確認されていないものの、長期間の常用には隠れたリスクが潜んでいる。
最大の懸念は、慢性的な不調の原因となる深刻な消化器疾患(潰瘍性大腸炎や大腸がんなど)の初期症状を見過ごしてしまう点だ。数週間服用を続けても症状が改善しない場合や、頻繁にお腹の不調を繰り返す場合は、単なる腸内環境の乱れではなく別の病気が潜んでいる可能性がある。自己判断で漫然と継続するのではなく、医療機関を受診する判断力が必要不可欠だ。