ベトナムの屋台(クアン・ニャウ)でバーバーバービールを注文すると、グラスいっぱいに大きな氷(ダ)が投入されて提供されます。日本では「ビールが薄まる」と敬遠されがちなこのスタイルですが、現地では極めて理にかなった文化です。
年間を通じて高温多湿なベトナムでは、常温保存されたビールを一気に冷やす手段として氷が重宝されてきました。さらに、氷が少しずつ溶けることで炭酸の刺激がまろやかになり、アルコール度数が自然と調整されるため、何杯でもごくごくと飲み続けられるセッションビールへと変化します。
自宅で楽しむ際も、大きめのロックアイスを入れたジョッキに注ぐ飲み方がおすすめです。パクチーを効かせた生春巻き、ピリ辛のフォー、レモングラスを使った炒め物など、スパイシーなエスニック料理の油分や辛味を氷入りバーバーバーの清涼感が一瞬でリセットしてくれます。