大手コミュニティサイトやSNSの投稿を分析すると、「ベロの横が痛くて食事も会話も苦痛」「口内炎パッチが貼りにくい場所ですぐ剥がれる」といった切実な悩みが数千件規模で投稿されています。
特に目立つのは、20代〜40代のデスクワーカーによる「口内炎だと思ってビタミン剤を飲んでいたが、実は睡眠中の強い食いしばりで歯が舌に食い込んでいた」という体験談です。また、更年期前後の女性からは「見た目には何もないのに、夕方になると舌の横が火傷したように熱く痛む」という相談が殺到しています。
後者は舌痛症(バーニングマウス症候群)の典型例です。臨床データによると、舌痛症の患者は真面目で几帳面な性格傾向や、過度な心理的ストレス、ホルモンバランスの急変を抱えているケースが多く見られます。「病変がないのに痛む」という現象は決して気のせいではなく、末梢神経の知覚過敏や中枢神経の機能異常が引き起こす正規の医学的疾患です。