原状回復義務がある賃貸物件に住んでいる場合、大掛かりな解体工事はできません。それでも和室を洋室風に変えたい場合は、リスクを極小化した上でウッドカーペットを設置する「保護施工」が求められます。
ウッドカーペットを敷く際は、畳の上に直接置くのではなく、以下の3層構造を必ず構築してください。
- 防ダニ・防カビ・調湿シートの敷設:畳の表面を徹底的に清掃・天日干し風に乾燥させた後、ホウ酸塩などを配合した無害な防カビ・防ダニ調湿シートを畳全体に隙間なく敷き詰めます。
- 裏面不織布付きカーペットの選定:ウッドカーペット裏面が硬い合板のままだと、摩擦で畳のイグサが擦り切れてしまいます。裏地に厚手のフェルトや不織布が貼られた製品を必ず選択します。
- 定期的なめくり点検と除湿管理:梅雨時から夏場にかけては、部屋の湿度を60%以下に保つようエアコンの除湿機能を稼働させ、半年に一度はカーペットの端を持ち上げて床下の状態を点検します。