指揮官トム・ホーバスが提示する「スピード&スペース」のバスケットボールは、日本代表のアイデンティティとして完全に定着した。パリでの戦いを通じて得た手応えと悔しさは、チームをさらに上の次元へと引き上げる原動力となっている。指揮官が求める3ポイントシュートの精度向上と、コートを広く使った超高速トランジションは、世界の強豪国にとっても大きな脅威であり続けている。
戦術のブラッシュアップに伴い、選手たちに要求される運動量と判断スピードは年々高まっている。ホーバスヘッドコーチは既存の主力だけに依存せず、代表候補合宿を通じて常に新しい血を注ぎ込んできた。競争の激化がチーム全体の底上げにつながり、誰が出場してもブレないタフな集団が形成されつつある。