1980年代末、吉本総合芸能学院(NSC大阪校)で出会った二人は、既存の漫才ブームとは一線を描く独自のコントスタイルを確立した。舞台上のちいさな小道具や言葉遊びを散りばめたネタは、当時の演芸界において異彩を放っていた。同期や後輩芸人たちからも絶大なリスペクトを集め、関西の劇場カルチャーを牽引する存在となった。
その努力が結実したのが2008年。全国放送されたTBSテレビの『キングオブコント』第1回大会だ。名だたる若手・中堅がしのぎを削るなか、熟練の演技力と圧倒的な発想力で初代チャンピオンの座を獲得。全国のコントファンにその名を深く刻み込んだ快挙だった。