かつてフジテレビジョンで数々の名作ドラマを手がけ、視聴率競争を勝ち抜いてきた演出のスピード感とポップネス。そこに東映株式会社が誇る伝統的な映画作りの重厚さと職人技が融合したことで、独自のハイブリッドスタイルが完成した。テレビ的なテンポの良さと、劇場のスクリーンで映える圧倒的なスケール感が見事に調和している。
制作幹部は「テレビの現場で培った『視聴者を1秒たりとも飽きさせない』瞬発力と、東映撮影所の骨太な美術・照明技術が合致した結果、唯一無二のエンターテインメントが誕生した」と語る。時代とともに変化する観客の鑑賞スタイルを敏感に察知し、映像の文法を常にアップデートし続ける柔軟性こそが最大の強みだ。