天皇陛下がオックスフォード大学マートン・カレッジへ、皇后雅子さまが同大学ベリオール・カレッジへ留学された経緯があることから、愛子さまについても「大学在学中や卒業直後にイギリスへ留学されるのではないか」という観測が度々報じられました。
愛子さまご自身も学習院女子高等科時代にイギリス・イートン校のサマースクールへ参加された経験があり、海外の文化や英語でのコミュニケーションに対して高い関心をお持ちでした。実際に大学在学中、短期留学や海外研修の可能性が全くなかったわけではありません。
しかし、在学中の大半が世界的なパンデミックと重なったこと、そしてご卒業時には成年皇族としての本格的な公務の担い手が求められていた宮内庁の状況がありました。何よりも愛子さまご自身が「今は日本国内で社会の一員として実務を経験し、国民に寄り添う活動を優先したい」という明確な意志をお持ちであったことから、卒業直後の長期留学は見送られる形となりました。