東京証券取引所において、アドバンテストはまさに指数の心臓部として機能している。日経平均株価に対する寄与度は極めて大きく、同社株の一挙手一投足が市場全体の雰囲気を一変させるほどの影響力を誇る。米国の半導体大手エヌビディアが発表する決算や、同社CEOのジェンスン・フアン氏による強気の発言は、ダイレクトに同社の株価へと波及する。
だが、現在の市場は単純な右肩上がりの相場ではない。次世代AIサーバー向け需要の急速な拡大に伴い、株価が急上昇する一方で、過熱感を警戒するヘッジファンドの利益確定売りが突如として押し寄せる。この荒波のなかで、日経平均株価を牽引するハイテク株の代表格としてのボラティリティは過去最高水準に達している。