アブとブヨの違いを見極めろ!激痛と腫れを防ぐ最強の虫除け術

アブとブヨの違いを見極めろ!激痛と腫れを防ぐ最強の虫除け術

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アウトドア救急医学・皮膚科学の観点から見ても、咬傷被害の経過は両者で対照的な軌跡をたどる。アブの被害は即時型だ。噛まれた瞬間に「パチン」と弾かれたような鋭痛が走り、即座に出血する。局所の腫れと熱感は数日から1週間ほどで引くケースが多いものの、傷口が大きいため細菌感染のリスクを常に孕む。

真に恐ろしいのはブヨがもたらす遅延型アレルギー反応だ。吸血時に注入された毒素成分が体内に残留し、半日から翌日以降になってから猛烈な痒み、硬結(しこり)、そして重度の浮腫を引き起こす。国立感染症研究所などの知見でも、衛生害虫が媒介する毒素性皮膚炎の難治性が指摘されており、体質によっては患部が数倍に腫れ上がり、歩行困難や発熱、リンパ管炎へ移行することすら珍しくない。

激しい痒みに耐えかねて掻きむしれば、表皮が破壊されて化膿性皮膚疾患を併発し、色素沈着が数ヶ月から年単位で残ることもある。単なる「虫刺され」と甘く見る態度は、皮膚科の診察室へ直行する最短ルートに他ならない。

山田 真由
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山田 真由

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