いま、深夜便の聴き逃し配信を最も熱心に再生している層のひとつが、20代から30代のビジネスパーソンや学生たちだ。ショート動画や刺激的なSNSコンテンツに疲弊した若い世代が、アンカーの穏やかなトーンやゆったりとしたテンポに「デジタルデトックス」の価値を見出している。
特に人気を集めているのが、就寝前のBGMとしての活用だ。画面を見ずに耳だけに集中できる音声コンテンツは、入眠前の脳を刺激しない。過度な演出や煽りのない落ち着いた会話劇が、現代人の不眠や不安を和らげるアンビエントな存在として再評価されている。