中国JRバスの役割は都市間高速バスにとどまりません。広島市内を中心とする一般路線バスネットワークや、観光循環バス「ひろしま めいぷる~ぷ」の運営でも中心的な役割を果たしています。しかし、旅行者の間ではいくつかの誤解が散見されます。
代表的な誤解が、「広島市内の観光循環バスはJR利用者しか乗れない」「ICカードが使えないのではないか」というものです。実際には、ひろしま めいぷる~ぷ(オレンジ・グリーン・レモンの各ルート)は、広島駅新幹線口を起点に原爆ドーム、平和記念公園、広島城、美術館などの主要観光スポットを網羅しており、誰でも1乗車あたり均一運賃で手軽に乗車できます。全国相互利用交通系ICカード(ICOCA、Suicaなど)はもちろん、クレジットカードのタッチ決済にも対応しており、小銭を用意するストレスがありません。
さらに、JR西日本の訪日外国人向けパスや一部の特別企画乗車券を提示することで「めいぷる~ぷ」に乗り放題となる特典もあります。広島市内の短距離移動を路面電車(広島電鉄)とバスのどちらにするか迷うケースがありますが、広島駅から八丁堀・平和公園方面へダイレクトかつ短時間でアクセスしたい場合は、めいぷる~ぷの積極活用が移動時間を大幅に短縮する有効な手段となります。
日常利用における広島 路線バスや通勤・通学用の定期券に関しても、スマートフォンのアプリを活用した「スマホ定期券」の導入が進んでおり、窓口へ並ぶことなく更新手続きが完結する利便性が整っています。