近年の気象報道を監視していると、気候変動に伴って新しい専門用語が一般のニュース原稿に定着したことがわかる。国際ニュースを英語で読み解く上で、こうした気象用語の理解は欠かせない。
例えば、短時間で爆発的な大雨をもたらす「Atmospheric river」(大気圏の川)や「Cloudburst」(集中豪雨・雲の破裂)といった言葉は、CNNやBBCの緊急生放送で連日のように連呼されている。また、特定の地域に停滞して土砂降りを降らせ続ける「Training thunderstorms」(線状降水帯に伴う連続雷雨)など、単なる日常会話を超えた社会性を持つ用語が身近な存在となった。