ダイキン滋賀製作所が求職者から強い支持を集める最大の理由は、「期間社員から正規雇用への登用実績が極めて豊富であること」です。期間工を単なる一時的な使い捨て労働力とみなす企業も散見される中、ダイキン工業は現場の熟練技能者を自社で囲い込み、将来の製造ラインリーダーに育てる方針を一貫して採っています。
正社員登用試験は原則として年2回実施されます。受験資格を得るためには、一定期間(概ね6ヶ月〜1年以上)の勤務実績と直属の上司(班長・職長)からの推薦が必要です。試験内容は主に以下の3要素で構成されます。
・基礎筆記試験・適性検査(SPI形式や一般常識、安全衛生知識)
・面接試験(志望動機、現場改善に対する意欲、チームワーク意識)
・直近の現場勤務評価(出勤率、5Sの徹底、カイゼン活動の実績)
登用を勝ち取るための最大のポイントは、単に言われた作業をこなすだけでなく、「現場のムダや安全上の懸念を見つけて改善提案書を提出する姿勢」です。欠勤や遅刻がゼロであることは大前提ですが、周囲の同僚と良好な人間関係を築き、現場改善(カイゼン)に主体的に取り組んだスタッフは、20代〜30代前半を中心に高い確率で正社員への切符を手にしています。