ベタ踏み坂の真実を徹底解剖!江島大橋の傾斜と奇跡の一枚の撮り方

ベタ踏み坂の真実を徹底解剖!江島大橋の傾斜と奇跡の一枚の撮り方

ベタ踏み坂の真実を徹底解剖!江島大橋の傾斜と奇跡の一枚の撮り方を詳しくリサーチ! 知っておきたい トピックの裏側を分かりやすく展開します。

江島大橋が「ベタ踏み坂」と呼ばれる最大のきっかけとなったのは、2013年末に放映されたダイハツ タントのCMロケ地に採用されたことです。画面いっぱいに広がる天へと突き刺さるような異様な坂道は、視聴者に強烈なインパクトを与えました。

公式設計データによると、江島大橋の実際のスペックは次の通りです。島根県側(江島)の勾配が6.1%(約3.5度)、鳥取県側(境港)の勾配が5.1%(約2.9度)となっています。「6.1%の勾配」とは、水平距離100m進むごとに6.1m標高が上がる傾斜を指し、道路構造令で定められた幹線道路の基準内に収まる設計です。

それにもかかわらず垂直の壁に見える背景には、望遠レンズの圧縮効果と人間の空間認識の錯覚が組み合わさったメカニズムがあります。遠方の被写体を望遠レンズで撮影すると、手前と奥の距離感が極端に縮まり、平面が垂直に立ち上がっているように知覚されます。さらに、橋の手前から頂上までが一直線に伸び、周囲に比較対象となる高層建造物がないため、脳内で勾配の誇張認知が発生するのです。

高橋 健太
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高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。