「四国」と一口に括られがちですが、4県の県民性は地理的・歴史的要因により驚くほど対照的です。
よく知られる四国の県民性を表す例え話に、「1本の木から利益を得る方法」があります。 阿波(徳島)は「木を育てて確実に木材や果実を売り、次代のための種を残す」、讃岐(香川)は「要領よく実だけを収穫して早々に市場で売る」、伊予(愛媛)は「のんびりと木陰で昼寝を楽しむ」、土佐(高知)は「木を切り倒して宴会の薪にし、酒を酌み交わす」と表現されます。
豪快で酒好き、宵越しの金は持たないとされる高知県民(いごっそう・はちきん)と、1円の価値を大切にする徳島県民は、隣県でありながら正反対の価値観を持ちます。また、同じく要領の良さを持つ香川県民とはビジネスのライバルになりやすく、穏やかで人当たりの良い愛媛県民に対しては、徳島県民の合理的なスピード感が少々強烈に映ることもあります。