「より安く、よりディープに楽しみたい」という呑兵衛の期待に応えるのが、仙台朝市周辺と横丁エリアです。
仙台駅西口から徒歩約5分に位置する「仙台朝市」は、朝市と銘打たれつつも昼過ぎまで営業が続く「仙台の台所」です。ここでは鮮魚店に併設された立ち飲み処や大衆居酒屋が、お刺身3種盛り+小鉢+生ビール1杯で税込1,100円前後といった破格のせんべろセットを展開しています。市場ならではの圧倒的な回転率と鮮度により、中落ちマグロやホヤなど季節の味覚が驚くべき安価で提供されます。
さらに地下鉄東西線・青葉通一番町駅近くに位置する「サンモール一番町」の路地裏、「いろは横丁(中央公設市場)」および「壱弐参(いろは)横丁」へと足を伸ばせば、そこは昭和にタイムスリップしたかのような酒場迷宮です。
カウンター数席のみのこぢんまりとした大衆酒場が多く、昼13時〜14時頃から赤提灯が灯り始めます。常連客と店主が軽快に言葉を交わす空間で、名物の牛すじ煮込みや焼きとんをつまみながら、キンミヤ焼酎やサワー類を傾ける時間は格別です。2,000円札1枚あれば十分にほろ酔い気分を味わえる価格設定が維持されており、地元民から長年愛され続ける理由が実感できます。