林渡船のフィールドで頭一つ抜けた釣果を叩き出すためには、シビアなレンジ攻略と状況に応じた仕掛けのセッティングが欠かせません。グレ狙いの場合、基本となる釣れるタナは2ヒロ〜竿1本半がメインストリームです。朝マズメや潮がしっかりと効いている時間帯は浅ダナ(1.5ヒロ〜2ヒロ)まで浮いてくる個体が多く、0号〜G2の円錐ウキを用いた全遊動またはスルスル仕掛けで、刺しエサと撒き餌を同調させながら自然に送り込むアプローチが劇的な効果を生みます。
一方、深場に潜むチヌを狙い撃つフカセ仕掛けでは、竿2本前後の底ベタを基準に設定します。B〜3Bのやや浮力のあるウキでタナをキープし、ハリスに打つガン玉の段打ちで仕掛けの立ち上がりを素早く安定させることが釣果アップの鉄則です。エサ取りが多い時間帯には、オキアミ単体だけでなくコーンやサナギ、練りエサのローテーションが威力を発揮します。
ショアジギングで青物を攻略する際は、60g〜80g前後のセンターバランス系メタルジグが扱いやすく、着底からのワンピッチジャークで中層から表層まで幅広く探るスタイルが基本です。ヤエン仕掛けのアオリイカ釣りでは、アジを自然に泳がせるために軽量なオモリ使いを心がけ、寄せてからのヤエン投入角度を一定に保つ丁寧なやり取りがキャッチ率を大きく引き上げます。