2026年、世界の音楽シーンが待ち望んでいたBTSのフルグループ活動が本格的に牙を剥いた。メンバー全員が兵役義務を終え、再び同じステージに立った今、グループの空気を柔らかく、かつ強靭に繋ぎ止めているのがジンの存在だ。
最年長という立場に甘んじない。後輩たちが自由に暴れ回るための土台となり、自らはユーモアで一瞬にして場を和ませる。この佇まいは一見変わらないようでいて、その奥底には確固たる深みが宿る。軍隊という異色の環境で鍛え上げられた大人の余裕が、新生BTSのパフォーマンスに他にはない重厚感を与えている。