コント赤信号が日本のエンターテインメント史に残した足跡は、単なる「ひょうきん族のレギュラー」にとどまりません。
彼らは、従来の「演芸場叩き上げの漫才師」とは一線を画す、「大学サークル出身の高学歴インテリ芸人」の先駆けとなった存在です。演劇的な構成力とシュールな視点、そして体を張るバラエティの泥臭さを高度に融合させたスタイルは、後のコントグループに多大な影響を与えました。
また、トリオでありながら早期に個人活動を確立し、司会者、劇作家、舞台俳優としてそれぞれの分野で頂点を極めたキャリアモデルは、現代のマルチタレント芸人のパイオニアと言えます。