ネット上で頻繁に見られる「市販の鍋つゆを買わなくても、余ったカレールーをお湯と顆粒出汁で溶かせば同じになる」という言説には大きな落とし穴が存在します。
一般的な固形カレールーには、とろみをつけるための小麦粉や油脂が多く含まれています。これをそのまま鍋のベースに使うと、粘度が高すぎて鍋底が焦げ付きやすくなり、野菜から出る水分で味が急激にぼやけてしまいます。市販の専用鍋つゆは、具材を煮込んでも焦げ付かないよう粘度をコントロールし、かつ野菜の水分で薄まることを見越した高濃度の和風出汁エキスがブレンドされています。
市販品を使わずに手作りしたい場合は、固形ルーではなくカレー粉と調味料を組み合わせるカレー鍋つゆ手作り簡単レシピが正解です。
【黄金比率の手作り出汁(3〜4人分)】
・水:1000ml
・和風顆粒出汁:大さじ1
・醤油:大さじ3
・みりん:大さじ3
・酒:大さじ2
・カレー粉:大さじ1.5〜2
・隠し味の味噌:小さじ1(コク出し)
カレー粉を事前に少量の油やみりんで練ってから出汁に溶かすことで、ダマにならず粉っぽさを完全に排除したプロ仕様の仕上がりになります。