自治体から発令される避難情報において、最も見誤ってはならないのが「警戒レベル4(避難指示)」の扱いだ。レベル5(緊急安全確保)が出された段階では、すでに周囲が冠水していたり土砂が迫っていたりして、外への移動自体が命取りになる場合が多い。
2026年の防災指針では、高齢者や要支援者は「警戒レベル3(高齢者等避難)」で速やかに指定避難所へ移動し、一般住民も「警戒レベル4」が発令された時点で遅滞なく避難を完了させることが鉄則とされる。外が暴風雨で移動が危険な場合は、無理に外へ出ず、自宅内のより安全な場所(高い階、山や崖から離れた部屋)へ移動する「垂直避難」の判断も極めて重要だ。