今年2026年の気象観測データを分析すると、明らかに過去数年とは異なるシグナルが浮かび上がる。冬場の総降雪量は平年に比べて変調をきたしており、「ドカ雪」が短時間でドッと降ったかと思えば、翌週には小春日和のような陽気が訪れる激しいアップダウンを繰り返している。
早まる春の訪れも目立つ。盛岡城跡公園の桜の開花前線は、10年前の平均データと比べて数日から1週間ほど早まる傾向が定着しつつある。雪解け水の増量によって北上川の水位が急上昇する時期も前倒しになっており、地元の農家や観光業者も天候スケジュールの見直しを余儀なくされているのが現状だ。