企業がこのムーブメントを見逃すはずもない。2026年春の新作コレクションでは、ストリートブランドがこの数字をあしらった限定パーカーやスニーカーを投入。発売開始とともに即完売する店舗が相次いだ。
広告代理店の担当者は「これほど自然発生的に若者の生活に入り込んだワードは珍しい」と語る。一方で、企業側が無闇に乗っかりすぎると「ダサい」「商業主義的だ」と若者から冷ややかな視線を送られるリスクも隣り合わせだ。ブームの熱量を殺さずにブランド価値へ還元できるか、各社のマーケティング担当者は慎重な舵取りを迫られている。