一方で、広告主や企業側もまた、このリアルタイムデータと無縁ではいられない。かつてはチャンネル登録者数や総再生数がプロモーション起用の基準だったが、今や「リアルタイムで何人が画面に釘付けになっているか」というアクティブ同接数が重視される。
しかし、エンゲージメントの質を無視した同接至上主義には落とし穴も多い。単に野次馬が集まっているだけの「同接10万人」よりも、熱量が高く購買力のあるコミュニティを抱える「同接3000人」の方が、企業の売上に貢献することはザラにある。数字の表面だけを追うマーケティングの限界が、いま現場で問われ始めている。