2012年のオープン以来、この場所を世界中のフリークにとっての聖地たらしめているのが、建築家マーク・ニューソンらの思想も感じさせるミニマルな内装と、壁面に穿たれた巨大な弾痕(Bullet Hole)のグラフィックだ。
2026年の現在も、その圧倒的な造形美は色あせない。むしろ周辺の商業施設が目まぐるしくリニューアルを繰り返すなかで、このコンクリートの空間だけが異彩を放ち続けている。什器の配置やディスプレイの照明は微妙にマイナーチェンジを重ねており、単なる服屋を超えた現代アートのギャラリーのような緊張感が漂う。