王座獲得から数年が経過した現在、一発屋として消費されることなく、彼らは芸能界におけるポジションをより多角的なものへと進化させています。テレビ番組のひな壇に依存せず、独自のコアファンを囲い込む経済圏を確立した点が特徴です。
特に注目すべきは、野田クリスタルの独学プログラミングから生まれた「野田ゲー」シリーズの印税収入や、吉本興業の芸人をトレーナーとして起用した「クリスタルジム」のプロデュースフィーです。既存のギャランティ配分に依存せず、自ら知財(IP)を創出して企業と協業するビジネスモデルは、吉本興業所属芸人の中でも突出した利益率を誇ります。
一方の村上も、中央線カルチャーを背景にした街ロケやグルメ、酒場系の単独出演に加え、落ち着いたナレーション仕事で手堅く稼働。コンビでのギャラ均等配分を基本としつつ、野田の個人クリエイティブ収入が上乗せされる構造となっており、ふたりの収入格差をネタに昇華する余裕も見せています。