一見すると意味のない言葉の羅列に見えるかもしれない。しかし、じっくりとテキストを追いかけていくと、そこには絶妙な「虚無感」と「ポップさ」が同居していることに気づく。「とってもとっても退屈です」という一文は、狂騒的なダンスビートの真裏にある現代人の孤独や退屈を容赦なく射抜いている。
ナンセンス文学のようなユーモアを漂わせつつも、徹底的に無駄を削ぎ落としたフレーズ群。繰り返し聴くうちに、日常の当たり前な風景が不条理なダンスホールへと変貌していく感覚は、まさに言葉のゲシュタルト崩壊が生み出す快感と言えるだろう。