波乱万丈の半生を生き抜いた彼女が、90歳を超えて世に放ち空前のベストセラーとなったのがエッセイ集『九十歳。なにがめでたい』だ。小学館から出版された本作は、日常の鬱屈や社会への不満をバッサリと斬り捨てる痛快な語り口で、老若男女を問わず熱狂的な支持を集めた。
この大ヒット作は、老舗映画会社の松竹の手によって実写映画化され、日本映画界を代表する大女優・草笛光子が佐藤愛子役を見事に演じ切って大きな話題を呼んだ。現在ではNetflixやAmazon Prime Videoといった主要な動画配信サービスでも配信されており、かつて夫たちの作った借金や確執と闘い続けた彼女のパワフルな生き様が、時を超えて新たな世代の視聴者にも勇気を与え続けている。