佐久間朱莉のゴルフを語る上で欠かせないのが、男子ツアー通算94勝を誇る伝説・尾崎将司(ジャンボ尾崎)の存在です。中学3年生の冬、師匠が主宰する「ジャンボ尾崎ゴルフアカデミー」の門を叩き、原英莉花や西郷真央、笹生優花らとともに千葉のジャンボ邸で徹底的な英才教育を受けました。
師匠から叩き込まれたのは、「小手先の技術に逃げず、身体全体を使って力強く振り切る」という不変の哲学です。佐久間朱莉のスイングは、コンパクトなトップポジションから下半身の強烈なリードでダウンスイングに入り、インパクトゾーンでフェース面を長くスクエアに保つ点に特徴があります。この力強いボディターンが、風に負けない強弾道とツアー屈指のパーオン率を生み出しています。
かつて会見で「ジャンボさんからは『どんな場面でも振り抜け。当てにいくスイングをするな』と常に言われている」と語っていた通り、プレッシャーがかかるサンデーバックナインでも緩まないスイング軌道は、過酷な練習環境で培われた師弟の信頼の結晶です。