足の小指が横を向くのを治すには、固まった関節包や腱を緩め、眠っている足底の筋肉を目覚めさせる簡単な寝指ストレッチと運動が極めて有効です。お風呂上がりなど血行が良いタイミングで、以下の3ステップを毎日行いましょう。
① 小指の回旋モビライゼーション(小指起こしストレッチ)
床や椅子に座り、片足を膝の上に乗せます。右手で足の小指の根元をしっかり固定し、左手の親指と人差し指で小指を優しくつまみます。外側に倒れている小指を、爪が真上を向くように内側へゆっくりひねり戻します。そのまま足の裏側へ軽く曲げ伸ばしを行い、小指の腹が地面に着く感覚を指関節に記憶させます(左右各15回×2セット)。
② 足指じゃんけん(グー・チョキ・パー運動)
足指全体の可動域を広げ、浮き指の改善にも直結する基本トレーニングです。「グー」で足指全部を強く丸め、「チョキ」で親指だけを立てて残り4本を倒し、「パー」で5本の指すべてを大きく左右に開きます。寝指の方はパーのときに小指が開きにくいため、手で補助しながら小指を外側に開く筋肉(小趾外転筋)を意識して動かします(1日20回)。
③ タオルギャザートレーニング
床にフェイスタオルを敷き、かかとを床につけたまま足の指先だけを使ってタオルを手繰り寄せます。このとき、親指側だけでなく小指と薬指もしっかり使ってタオルを掴むことが最大のポイントです。足裏の横アーチと縦アーチを支える内在筋群が鍛えられ、指先で地面を押し出す力が自然と蘇ります。