治療の基本は、外に逃げようとする血液を物理的に抑え込む「圧迫療法」だ。医療用の弾性ストッキングは、足首から太ももにかけて段階的に圧力を変える設計になっており、静脈還流を強力にサポートする。最近では、従来の「履きにくく蒸れやすい」という弱点を克服した、通気性に優れた新素材や、着脱が容易なファスナー式のサポーターも普及している。
根本的な原因である静脈瘤に対しては、カテーテルを用いた高周波治療や、医療用グルー(接着剤)で異常な血管を閉塞させる低侵襲治療が主流となっている。日帰りでの手術が可能なケースも多く、体への負担や日常生活への影響は最小限に抑えられるようになった。