いま、TikTokやInstagramでは、昭和レトロカルチャーが一大トレンドとなっている。その波はビジュアルアートにも及んでいる。若者たちにとって、過度な加工が施された現代のグラビアよりも、フィルム独特の粒子感と、五月みどりが放つナチュラルな色気の方が、かえってリアルでクールに映るようだ。
「いやらしさを感じない」「むしろかっこいい」という声が多数上がっている。ここには、エロティシズムに対する価値観の地殻変動が見て取れる。性的な視線に消費される対象としてではなく、自己表現の極致として彼女の姿勢が捉えられているのだ。