公的機関の動きが鈍い中、母親は民間の国際調査機関(プライベート・エージェント)に依頼せざるを得なかった。多額の費用がかかるが、背に腹は代えられない。ネット上では、有志による情報提供を呼びかけるハッシュタグが拡散されている。
SNSの力は侮れない。過去には、ネットユーザーが投稿した写真の背景から、連れ去られた子どもの居場所が特定されたケースもある。しかし、それは同時にプライバシーの侵害や、相手側を刺激してさらに奥深くへ隠れさせてしまうリスクも孕んでいる。情報の取り扱いには、極めて慎重な判断が求められる。