ブレイクを果たした彼女を待ち受けていたのは、「太っていること」を消費されるバラエティ番組の洗礼だった。当時はまだ、容姿を揶揄することが笑いの主流だった時代だ。彼女自身、自らの体型を武器にしつつも、単なる「イジられキャラ」で終わることに強い危機感を抱いていたという。
その葛藤から生まれたのが、独自のファッションセンスの発信だった。原宿カルチャーと融合し、ポップでカラフルなストリートスタイルを確立。2014年にはアパレルブランド「PUNYUS(プニュズ)」を立ち上げ、フリーサイズではない「すべての体型の女性が楽しめるファッション」を提案した。これは、日本のファッション業界における多様性の先駆けとなった。