足裏のしこりはどっち?タコと魚の目の決定的な違いと痛みの真相とは一体何なのか? 詳しい意味を丁寧に紐解いて紹介します。

自己診断で最も危険なのが、タコや魚の目と「ウイルス性イボ(尋常性疣贅:じんじょうせいゆうぜい)」の誤認です。尋常性疣贅はヒトパピローマウイルス(HPV)が皮膚の微小な傷口から感染して生じる病変で、物理的な圧迫が原因ではありません。

見分け方のポイントは、表面のテクスチャーと色合いです。魚の目の中心部には半透明の芯が見えますが、イボの場合は「表面に黒い点々(点状の出血痕)」が確認できるケースが多々あります。これはウイルスが増殖するために引き込んだ毛細血管が血栓化したものです。

また、痛みの出方にも明確な差があります。魚の目は上から垂直に圧迫すると強い激痛が生じますが、イボは「横から指でつまむように挟むと痛む」という特徴を持っています。もしイボを魚の目だと思い込んで削ったり、市販のサリチル酸絆創膏を貼ったりすると、皮膚のバリア機能が破壊されてウイルスが周囲へ一気に拡散し、病変が多発・巨大化するリスクが高まります。黒い粒が見える、あるいは急速に増えている場合は、直ちに皮膚科専門医の診察を受ける必要があります。