足裏を指圧した際に飛び上がるような痛みを感じる理由は、単なる組織の硬直だけでなく、神経生理学的な反射と深い関わりがあります。
足裏には約7,000本もの末梢神経終末が密集しています。血流が滞って硬結した部位には「ブラジキニン」「サブスタンスP」といった発痛物質が蓄積しており、外部から圧迫が加わることで侵害受容器が過敏に反応し、強い痛みシグナルを脳へ送ります。
また、欧米発祥のリフレクソロジーや東洋医学の経絡理論における「足裏反射区マップ」では、足裏の特定エリアが特定の臓器や器官と神経反射を通じて対応していると考えられています。胃腸の反射区(土踏まず中央)や肝臓・腎臓の反射区に硬さや痛みが出る場合、長時間の緊張や自律神経の乱れ、食生活の偏りによって内臓血流が低下し、連動する足裏の神経投射エリアに筋緊張や循環障害が現れていると解釈されます。