3DS全盛期、偽トロキャプチャの市場を事実上独占していたのが、ウェブサイト「カツキティ」を運営していた有限会社ケイティでした。ゲーム実況ブームの波に乗り、多くの有名YouTuberや配信者がこぞって同店から改造済み3DSやPS Vitaを購入したことで、圧倒的な知名度を誇っていました。
しかし、2018年秋頃から事態は急変します。購入者から「代金を前払いしたのに商品が何ヶ月も届かない」「修理のために本体を送ったきり返送されてこない」という悲鳴がSNS上で相次ぐようになりました。
そして2019年に入ると、事前の告知や返金対応が一切行われないまま、同社は事実上の破産状態に陥り公式サイトを突如閉鎖しました。連絡先も不通となり、数万円単位の代金を支払ったユーザーや愛着のある限定版ゲーム機を預けていたユーザーが泣き寝入りを強いられるという、ゲーム実況機材の歴史に残る深刻な消費者トラブルへと発展しました。この事件を境に、日本国内における安全な偽トロの正規入手ルートは完全に断たれることになりました。