Q1:大葉と青じそで味や栄養価、香りに違いはありますか?
A1:全くありません。植物学上は完全に同一の植物です。大葉は青じその葉の部分を指す青果流通上の商品名であるため、含まれるビタミン類や芳香成分(ペリルアルデヒド)などの成分構成も100%同じです。
Q2:スーパーで「大葉」と「青じそ」が別々のパッケージで売られているのはなぜですか?
A2:一般的に、未加工の生の葉を10枚単位などで束ねて販売する青果物は「大葉」と印字されることが多く、刻み加工されたものや調味料、ドレッシング、あるいは種子や苗木として販売される場合は品種名の「しそ(青じそ)」と記載される傾向があります。店舗や仕入れ卸の基準による表記の揺れです。
Q3:刺身の盛り合わせに添えられている紫色の小さな穂や葉は何ですか?
A3:赤じそや青じその成長段階ごとの部位です。発芽直後の双葉を「芽じそ(赤芽・青芽)」、花が咲きかけた細長い穂を「花穂じそ」、実が熟しかけた穂を「束穂(穂じそ)」と呼びます。単なる飾りではなく、醤油に穂の実を箸で落として香りを移したり、手のひらで軽く叩いて魚の生臭さを消す薬味として使用します。
Q4:大葉の葉脈や裏側に黒い斑点が出ることがありますが食べられますか?
A4:葉全体がドロドロに溶けていたり異臭がしたりしていなければ、低温障害やポリフェノールの酸化による変色であるケースが多く、毒性はありません。ただし香気成分が揮発し風味は落ちているため、生食を避けて加熱調理やタレの風味付けとして使うのが賢明です。