日常の運転シーンごとに、法律が要求する合図の時期、現場で生じやすい悪癖、そして法的なペナルティを整理しました。
法定の合図を出さずに右左折や進路変更を行った場合、または合図の時期が著しく遅れた場合は「合図不履行違反」が適用されます。警察庁の規定によると、普通車の場合の反則金は6,000円(大型車7,000円、二輪車6,000円)、違反点数は1点です。また、合図を出したまま走行を続ける「合図制限違反」も同様に処罰の対象となります。
さらに見過ごせないのが過失割合への影響です。合図不履行の状態で後続車や対向車と衝突した場合、過去の判例でも基本過失割合に対して合図側の過失が10%から20%程度加算されるのが通例です。「合図を出していなかった」「直前すぎた」という事実は、ドライブレコーダーの映像によって明白な証拠として扱われます。