シェアサイクルの最大の魅力は、借りた場所とは別のステーションに返せる「乗り捨て(ワンウェイ利用)」にあります。しかし、この利便性の裏側に思わぬ課金トラップが潜んでいます。代表的なトラブルが、目的地の自転車レンタルの東京返却場所が満車で返却手続きが進まないケースです。
多くのアプリでは、ポートの駐輪枠が満杯の場合、その場での返却ロックができません。別の空きポートを探して移動している間もタイマーは回り続け、意図しない延長料金が発生してしまいます。この事態を防ぐため、ハローサイクリングやLUUPなどのアプリに実装されている「返却ポートの事前予約機能(30分間枠を確保)」を出発時に活用することが鉄則です。
また、レンタサイクルで乗り捨てをおすすめできるのは、同一事業者かつ同一サービスエリア内に限られます。市区町村や運営事業者の境界をまたぐと「エリア外返却手数料」として数千円単位のペナルティが請求されるケースもあります。長距離を走る際は、走行ルートがサービスの対応エリア内に収まっているかを事前にマップ上で確認しなければなりません。