自宅で完璧なタコバーを成立させる鍵は、スマートな「動線設計」と「温度管理」にある。テーブルの配置が雑然としていると、ゲストはどこから手を付けてよいか迷ってしまう。プロが実践する鉄則のステーションレイアウトを取り入れよう。
まずテーブルの左端にトルティーヤを配置し、次に温かい肉や魚介のメイン具材、続いて刻み玉ねぎやシラントロ(パクチー)などのフレッシュハーブ、シュレッドチーズ、各種サルサ、そして最後にライムとホットソースを並べる。この一方向のビュッフェラインを作るだけで、人の流れが劇的にスムーズになる。
さらに重要なのが、トルティーヤの保温だ。せっかくの生地も冷めて硬くなっては台無しになる。温めたトルティーヤは清潔な布巾で幾重にも包むか、専用のトルティーヤウォーマーに密閉してテーブルの中央へ配備する。湯気を閉じ込めたままサーブするひと手間が、外食クオリティへの確実な近道だ。