ネット上の情報では「リップライナーは口紅と同系色を何本も揃えなければならない」と語られがちですが、これは現代のメイク理論では明確な誤解です。
現在のトレンドは、素唇に近いヌードベージュやダスティローズを1本持ち、あらゆるリップカラーのベースとして共用するスタイルが主流です。多色買いをする必要はなく、自らの唇の色に同化する1本を厳選する方がメイクの統一感を高められます。
また、「リップライナーを使うと古臭いバブル期のメイクになる」という懸念も、描いた後に内側へぼかすワンアクションを取り入れるだけで完全に払拭されます。むしろ、人中短縮メイクやオーバーリップによるボリューム感の演出には、現代処方のリップライナーが不可欠なツールとなっています。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
資生堂のリップライナーを取り入れるべきか否かは、求めるメイクの目的と習慣によって分かれます。
【選ぶべき人】
- 唇の輪郭が薄くぼやけてきた、あるいは非対称な形を整えたい人
- リップの色落ちや口角付近のにじみに長年悩んでいる人
- 自然なオーバーリップで人中を短く見せ、顔の余白を減らしたい人
【慎重になるべき人】
- シアーなグロス単体でのみ仕上げるラフな抜け感を好む人
- メイクに1分以上の手間やツールのお手入れをかけたくない人
- 唇の皮剥けや極度の乾燥が進行しており、まずリップケアが必要な人