「朝起きたら枕やシーツが血だらけになっていた」「夜中に子供が泣いて起きたら鼻血を出していた」というケースは非常に多く見られます。寝ている間の鼻血は保護者を不安にさせますが、落ち着いて手順を踏めば日中と同様に止血が可能です。
夜間の出血でまず行うべきは、子供を起こして座った姿勢(前傾姿勢)にすることです。寝かせたまま横向きにすると血液が喉に流れ込みやすくなります。身体を起こしたら速やかに小鼻を圧迫しましょう。
また、お風呂上がりや寝室の暖房による「のぼせ」も子供の鼻血を誘発する大きな要因です。入浴や就寝によって体温が上昇すると、全身の血流が促進され、鼻粘膜の血管が拡張して破れやすくなります。さらに寝室が乾燥していると鼻の粘膜がカピカピに乾き、無意識に鼻をほじる摩擦で出血してしまいます。のぼせやすい子供には、長風呂を避け、保冷剤をタオルで巻いて鼻の付け根や首元を軽く冷やすクーリングケアが血管収縮に有効です。