近年の野外レジャー人気の高まりを語るうえで、アニメやコミックで大ヒットした『ゆるキャン△』の存在は外せない。作品内で描かれた素朴でありながら食欲をそそるキャンプ飯の数々は、若い世代やファミリー層の心を掴み、日常的なアウトドア料理への関心を一気に引き上げた。
現在、YouTubeをはじめとする動画プラットフォームでは、クリエイターたちが趣向を凝らした進化系スイーツ動画を競うように配信している。ホットサンドメーカーを使って冷凍ミニアップルパイを焼き上げたり、カステラにバターを染み込ませてカリッと煎り上げたりと、斬新かつ簡単なアイデアが瞬く間に拡散される時代だ。手軽に入手できる市販品にひと手間加え、炭火やバーナーの炎で仕上げるスタイルは、子供と一緒に調理そのものを楽しむ新しいアクティビティとして浸透している。