自販機での電子マネー決済において、利用者が最も混乱しやすいのが「購入操作の順序」だ。街中に設置されている大半の機種は、大きく分けて2つの操作系統に分類できる。この違いをあらかじめ頭に入れておくだけで、決済エラーの大半は未然に防げる。
最も普及している標準型自販機では、「商品選択が先、決済が後」というシンプルな原則が貫かれている。具体的なステップは次の通りだ。
1. 自販機の商品ラック下部にある「欲しい商品のボタン」を押す(選択ランプが点滅または点灯する)。
2. 自動販売機マルチ電子マネー決済端末の液晶画面に表示された利用可能ブランド一覧から、使いたい決済手段のボタンを押す。
3. 決済端末の読み取り部にカードまたはスマートフォンを「ピピッ」と音が鳴るまでしっかりタッチする。
4. ガタリと商品が取り出し口に落ちて決済が完了する。
一方で、JRの主要駅構内などに設置されているacure(株式会社JR東日本クロスステーション)の大型タッチパネル式自販機や最新型端末では、画面上の商品をタッチしてから決済手段を選択するか、あるいはカードをリーダーにタッチした状態で商品を選ぶ「タッチ先行型」も存在する。操作盤の液晶メッセージが「商品を選んでください」と指示しているか、「カードをタッチしてください」と促しているかを一瞥する習慣をつければ、どの機種でも迷うことはない。