長年の海外生活と首都圏での勤務を経て、夫妻が新たな生活の拠点として選択したのは、彼女の故郷である香川県丸亀市だった。2026年現在、戸谷氏は四国エリアの中核的な医療機関において整形外科の診療に携わり、地域医療の最前線を支えている。
大都市の大規模病院とは異なり、地域医療現場では患者一人ひとりの生活に密着した医療が求められる。都会の喧騒から離れ、瀬戸内の穏やかな気候と豊かな自然に囲まれながら、医師としての本分を全うする夫と、それを支えつつ自身の活動を再開させた中野。丸亀での暮らしは、多忙な日々を送ってきた2人が辿り着いた、最も自然体でいられる最適解なのだ。